【3日目】UIとは
まずは、2日目の復習から。
早く的確にクオリティー高く作成するバナー手順。
1.端的に伝わるコピーを考える
2.構成要素すべて書き出す
3.2のすべての要素から優先順位を付ける
4.手描きでレイアウトを考える
5.PC上でモノクロレイアウト
6.配色
7.再度モノクロで視認性チェック
では今日の本題。
なんとなくわかっているようで、深く考える機会がないままの課題「UI」について。
まずは、辞書を調べてみる。
UI(user interface)とはユーザーに対する情報の表示様式や、ユーザーのデータ入力方式を規定する、コンピューターシステムの「操作感」。とある。
「操作感」ね。
もう少し調べてみよう。UIデザインの心理学について興味深いサイトを見つけた。
ジャムの法則で「人は選択肢が多すぎると何も選ばなく」と実証されているらしい。
実験内容は、ジャムの試食ブースで試食できるジャムの種類を変えて、お客様がどう反応するか。というもの。
結果は驚くべき!
24種類のジャム 試食60% 購入3%
6種類のジャム 試食40% 購入30%
24種類のほうが試食する人が20%も多いにもかかわらず、購入率は低い。
選択肢が多いとドーパミンが出るので立ち止まるが、選択肢が多すぎて数種類だけ試食して購入しない。
逆に、選択肢が少ないと、全種類試して購入に至る。
という結果のよう。
じゃあ、このジャムの法則をデザインにどうやって落としこむの?
3~4種類以上の情報を提供する場合は、要素わけをしてカテゴリー表示。
そしてユーザーに選ばせる構造にする。
重要なことは、
1.情報を一度に大量に与えないこと
2.クリック回数を減らすことが重要なのではなく、各段階で必要な情報を的確に出し、クリックさせること。
最後にもう一度、
「人は選択肢が多すぎると何も選ばなくなってしまう」